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「どこ行く家康」関東エリア

東京の基礎となった
江戸の町や日光東照宮

未開の地だった江戸に入った家康公の新しい街づくりと、家康公ゆかりの史跡・神社仏閣

1590年、小田原攻めに加わっていた家康公に、天下人の豊臣秀吉は、関東への移封(国替え)を命じました。三河や遠江を本拠とした家康公は、江戸入りし関東を領有、約250万石の大名となりました。関ヶ原の戦いに勝利し天下人となった家康公は、征夷大将軍に任じられ江戸幕府を開府。駿府城に隠居するまで新しい都市づくりに力を尽くしました。その足跡は東京をはじめ関東地方各地に残されています。

ここ行く?徳川家康公
ゆかりのスポット

  • 東京都
    台東区

    上野東照宮

    家康公を祀る神社として寛永4年(1627年)創建の台東区・上野公園に鎮座する東照宮。特に出世、勝利、健康長寿にご利益があるとされ信仰されています。現存する金色殿や透塀、唐門は慶安4年(1651年)に三代将軍・家光公が造営替えしたもので、日光までお参りに行けない江戸の人々のために、豪華な金色殿が建立されました。幕末の上野戦争や関東大震災、東京大空襲にも倒壊を免れ、貴重な江戸初期の建築として国の重要文化財に指定されています。御祭神は家康公、吉宗公、慶喜公。桜と牡丹の名所としても有名です。

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  • 上野東照宮上野東照宮(金色殿)

  • 東京都
    港区

    増上寺

    東京・芝にある増上寺は、浄土宗の七大本山の一つ。開山から600年、徳川将軍家との深い縁を持ち、家康公ゆかりの秘仏、陣中にも奉持して戦の勝利を祈願した「黒本尊」を祀る「勝運」のお寺として親しまれています。境内には2代秀忠公をはじめ、6人の将軍が眠る墓所があります。

  • 増上寺
  • 東京都
    千代田区

    江戸城跡

    江戸城は長禄元年(1457年)に太田道灌によって築城された後、北条氏の支城となります。天正18年(1590年)豊臣秀吉による小田原征伐で北条氏が滅亡、家康公の居城となりました。二代秀忠公、三代家光公の時代に拡大整備され、大城郭が完成したのは寛永13年(1636年)、家光公の治世と言われています。

    現在、皇居外苑に含まれる濠、及び宮内庁管理の東御苑の一部などが、特別史跡江戸城に指定されています。
    環境省ホームページ「特別史跡江戸城跡」より引用(一部改変)

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  • 江戸城跡写真提供/一般社団法人千代田区観光協会

  • 栃木県
    日光市

    日光東照宮

    元和3年(1617年)徳川家康公を御祭神に祀った神社。前年に静岡の駿府城で生涯を閉じた家康公は、久能山に神葬され、遺言により一年後に現在の地に移され、二代将軍秀忠公をはじめ公武参列のもと正遷宮され、東照社として鎮座。現在の主な社殿群は、三代将軍家光公によって寛永13年(1636)に造替されたものです。国宝の「陽明門」、「御本社」、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名な重要文化財「神厩舎」や五重塔など見所も多く、これら社殿群は平成11年12月に「世界文化遺産」に登録されました。

  • 日光東照宮日光東照宮 陽明門(提供:日光市観光協会)