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富士山に行くなら新幹線がおすすめ! 見える座席や所要時間は?

新幹線が富士山を背景に走行している画像です。

日本の代表的な観光名所として親しまれている富士山。登山のイメージもありますが、周辺には観光スポットも多くあるので、山登り以外でも楽しむことができます。
富士山周辺への向かい方にはいくつか方法がありますが、その中でもおすすめなのが、新幹線で富士山近くの駅まで移動する方法です。
ここでは、新幹線で富士山に向かうメリットや具体的な所要時間、富士山周辺のおすすめの観光地などをご紹介します。

富士山周辺の旅行は新幹線で移動しよう!

余裕のある青い座席を持つ新幹線の内部の画像です。

高速バスや自家用車など、富士山に向かう方法はいくつか考えられますが、富士山周辺の観光地を楽しみたい時は、新幹線を使って静岡県内まで移動するのがおすすめです。
新幹線で富士山周辺に向かうメリットとしては、次の点が挙げられます。

スケジュールが乱れにくい

バスや自動車での移動は、交通渋滞に巻き込まれて到着時間がずれ込んでしまうことがあります。人の移動が多くなる連休は、渋滞に巻き込まれる可能性は高くなるでしょう。

一方で、新幹線なら渋滞に巻き込まれる心配はないうえに、時刻表通りに各駅を発着します。移動中のトラブルによるスケジュールの乱れのリスクを減らせるのは、新幹線で移動するメリットです。
さらに、事前にグリーン車や指定席を予約しておけば、席が空くのを待つことなく、ゆったりと座りながら目的地に向かえます。

また、新幹線の停車駅があるのは、基本的にはその地域の主要な町です。一般的に在来線への乗り換えがスムーズなことが多く、さまざまな場所に行きやすい点もメリットといえます。

移動時間を自由に使える

自動車と異なり、自分で運転する必要がない点も新幹線のメリットです。長時間の運転で疲れる心配がないので、余裕を持って旅行を楽しめます。
移動中は、列車内で駅弁を食べたり、好きな音楽を聴いたりと、思い思いに過ごせるのも魅力です。

お酒が好きな方は、運転のことを気にせずに電車内でお酒を楽しめるのも、新幹線旅行ならではの醍醐味といえるでしょう。

車窓から富士山を眺められる

天気が良い日なら、移動中に新幹線の車窓から富士山を眺めることもできます。新横浜~小田原間や三島~新富士間が、主な富士山のビュースポットです。
座席は上り・下りを問わずE列を取ると、車窓から富士山が見られます。

海側のA席の場合も、静岡~掛川間の一部地域は線路が南北に通っているため「左富士山」を見られる可能性があります。
空気が澄んでいる冬場の晴れの日など、条件がそろった時しか見られませんが、A席の方も車窓に注目してみてはいかがでしょうか。

富士山以外の景色を楽しむことも!

富士山以外のさまざまな景色を楽しめるのも、新幹線旅行ならではのメリットです。
東海道新幹線の車窓からは、静岡県の茶畑や菜の花畑、浜名湖、木曽川や長良川といった一級河川、太平洋、小田原城・掛川城・清洲城、都市部の夜景など、季節や場所によってさまざまな景色を見られます。

季節や時間帯によって、さまざまな景色を楽しみながら富士山まで移動できるのも、新幹線旅行の魅力です。

新幹線で富士山に行くまでの所要時間はどれくらい?

新幹線N700Sの車内掲示板の画像です。

旅行の際は、移動時間がどれくらいかかるのかが気になるものです。新幹線で富士山に行くには、どの程度の時間を要するのでしょうか。
東京方面からアクセスする場合と、新大阪方面からアクセスする場合の移動時間や列車の運行状況は、以下のとおりです。

東京方面からの場合

東海道新幹線の富士山までの最寄り駅は、新富士駅または三島駅です。新富士駅には「こだま」が、三島駅にはこだまおよび一部の「ひかり」が停車します。
東京駅から各駅への所要時間は、新富士駅まで1時間前後、三島駅までが50分前後です。
こだまは基本的に1時間に2本、ひかりは9時以降、19時台に三島駅に到着する電車までは2時間に1本のペースで運行しています。

新富士駅や三島駅と同様に、静岡駅もこだまと一部のひかりが停車します。東京駅から静岡駅への所要時間は、こだまで1時間20分ほど、ひかりで1時間ほどです。

新大阪方面からの場合

新大阪駅から新富士駅までの所要時間は、こだまに乗って2時間50分前後となります。三島駅までは、こだまで3時間前後、三島駅に停車する一部のひかりで2時間10分前後です。
新大阪発のこだまは1時間に1本、三島駅に停車するひかりは9時以降、19時台に三島駅に到着する電車まで、2時間に1本のペースで運行しています。

大阪方面から御殿場駅まで行きたい時も、新幹線で三島駅に向かい、そこから在来線に乗り換えるのがおすすめです。三島駅から在来線で沼津駅まで行き、沼津駅で御殿場線に乗り換えるのが便利なルートとなります。

また、新大阪から静岡駅までの所要時間は、こだまで2時間30分ほど、静岡駅に停車するひかりで1時間50分ほどです。

ただし、上り・下りともに、具体的な所要時間は乗車する列車によって前後します。発車本数もダイヤ改正などによって変わる可能性があるため、詳細は乗り換え案内や時刻表などをご確認ください。

登山以外も楽しめる! 富士山周辺のおすすめアクティビティ

富士山を背景にした三島スカイウォークの画像です。

富士山周辺では、登山以外にもさまざまなアクティビティを楽しむことができます。ここからは、富士山周辺を満喫できる、JR東海のおすすめプランをご紹介します。

【富士を望む大吊橋】爽やかな空色の”そらソフト“引換券付♪三島スカイウォーク入場券

富士山を背景にした三島スカイウォークのフォトスポットの画像です。

日本でも有数の長い歩行者専用つり橋「三島スカイウォーク」の入場券と、つり橋を渡った人だけが食べられる空色のソフトクリーム「そらソフト」の引換券が付いたプランです。
最高地上70mの高さから、日本一高い山である富士山と、日本一深い湾である駿河湾の大パノラマを同時に楽しめます。

詳細・申し込みはこちら

新鮮な海の幸!深海スイーツ!目白押し! 富士山を望む沼津港で食べ歩きと沼津港遊覧クルーズ

富士山を背景にした洋上を進む沼津港遊覧船の画像です。

沼津港の飲食店やお土産店で使える食べ歩きクーポンと、沼津港遊覧クルーズがセットになった、沼津の魅力を思う存分に楽しめるプランです。
日本最大級の規模を誇る大型展望水門「びゅうお」をくぐったら、富士山と駿河湾の美しい景色を楽しめます。

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富士山を望むカフェタイム ガーデンラウンジ ケーキセット

富士山を望む日本平ホテルのガーデンラウンジとケーキセットの画像です。

富士山や駿河湾、静岡市内を望む日本平に位置する日本平ホテル。その別棟にあるカフェレストラン「ガーデンラウンジ」のケーキセットプランです。
通常、カフェタイムは事前予約ができませんが、このプランでは事前予約にてケーキセットをご提供します。

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【富士山本宮浅間大社・食べ歩き】浅間大社周辺で楽しめる”食べ歩きクーポン”

富士山本宮浅間大社の大きな鳥居と富士宮焼きそばの画像です。

富士宮市観光案内所(JR富士宮駅北口)で1,500円分の「富士宮まちなか得々クーポン」を受け取ったら、富士宮まちめぐりスタート!

富士山本宮浅間大社参拝や静岡県富士山世界遺産センターなど見学の後は、お宮横丁周辺で富士宮やきそばやルイビ豚、富士山ジェラートといった富士宮のご当地グルメの食べ歩きを楽しめます。
指定された店舗であれば、クーポンはご当地土産のお買物にもご利用いただけます。

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遊ぶ!学ぶ!ふれる! 伊豆・三津シーパラダイス入場券

伊豆・三津シーパラダイスのショーでジャンプするイルカと富士山の画像です。

「伊豆・三津シーパラダイス」の入場チケットです。駿河湾の魚や深海生物など、さまざまな生き物に出会うことができます。ペンギンやアシカ、イルカなど、かわいい動物たちを間近で観察できるのも特徴です。
ショー会場は、駿河湾越しに富士山を眺めるロケーションとなっています。

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新幹線で富士山のすてきな思い出を

線路の上を進む新幹線の画像。周囲には美しい茶畑が広がり、穏やかな雰囲気が漂っています。

富士山周辺には高速バスや自家用車でも行けますが、渋滞に巻き込まれてスケジュールに狂いが生じる、長時間の運転で疲れてしまうといったリスクは捨てきれません。
結果として、旅行を存分に楽しめなかったということもあるでしょう。

一方で、時刻表通りに運行している新幹線であれば、基本的にはスケジュールが狂う心配はありません。自分で運転する必要がないので、移動時間を自由に過ごせる点もメリットといえるでしょう。

富士山に行く時は新幹線を活用して、現地でさまざまなアクティビティを楽しんでみてはいかがでしょうか。