スーパー銭湯アイドル 純烈
6/25特別イベント開催！

コラボならではのアイデアが詰まった、
ファンの皆さんにも新鮮なイベントです！

“スーパー銭湯アイドル”としてNHK紅白歌合戦にも4年連続で出場を果たしている歌謡コーラスグループ「純烈」。
デビュー以来一貫して、ファンとの触れ合いを大事にしてきた彼らですが、コロナ禍で、ホームグラウンドともいえる「スーパー銭湯の大広間」でのライブなどの自粛を余儀なくされてきました。今回の「聖地純烈 ～愛をください～ 特別イベント2022 presented byJR東海」は、そんな彼らにとっての「西の聖地」と呼ばれる「大江戸温泉物語 箕面温泉スパーガーデン」で開催される「純烈」らしさを存分に味わえる、特別なイベント。観客との心理的な距離も近い、「愛」のあるイベントにかける意気込みを、ファンへの思いなどと共に、メンバーの皆さんに語っていただきました。

―唐突ですが今回のイベントのテーマは「愛」です。「純烈」の皆さんは、ファンへの「愛」を、どのような形で表現されてきたのでしょうか。

小田井涼平さん：僕は、ステージではとにかく一所懸命にやることに集中します。そして、写真撮影など、お客さんと交流する場では、笑っていただくために、精一杯「悪ふざけ」するようにしています。

白川裕二郎さん：コロナ禍以前は、小田井さんはいきなりファンの方を持ち上げたりもしていましたね。

後上翔太さん：予想外だから、お客さんもびっくりされるんですが、嬉しそうに笑っている。あの様子を動画に撮って、皆さんに見てもらいたいです（笑）

小田井涼平さん：とにかく喜んでもらいたい、「純烈」とのひとときを楽しんでもらいたい、という思いは常に持っています。

酒井一圭さん：他のメンバーがそれぞれの持ち味を出しながらファンと交流しているところで、僕は、順番を待っているお客さんの視線を見ているんです。そうすると、その人が、誰と話したいのかわかるんですよ。だから順番がきたら「どうぞこちらへ」って、お目当てのメンバーに誘導できる。

白川裕二郎さん：ソムリエみたいな役割です（笑）。

酒井一圭さん：みんな繰り返し来てくれるファンの情報は、常にアップデートしています。誰かに連れてこられたのか、最初は地味でチョット暗い雰囲気だったのが、だんだんお洒落になっていく。そんな方に「ずいぶん雰囲気変わったね」なんて話しかけながら、笑ってもらえると「元気でよかった」と思うんです。逆のケースもあります。いつも元気いっぱいのお母さんが、うつむきがちで沈んでいる。「どうしたの？」って聞くと、「お父ちゃんが病気でね」なんて話をしてくれる。「頑張って。また来てな！」って声をかけると、次の公演で、その方が来てくれるわけです。そして「お父ちゃん回復してきたよ」って。そんな時は「よかったな！」って心から言える。そういったお客さんとの「触れ合い」は、僕たちがとても大事にしていることです。

後上翔太さん：リーダー（酒井さん）は、本当によく人を観察していますから。

酒井一圭さん：「純烈」を観に来てくれるお客さんたちに話を聞いていると、大変な思いをしている人も多いんです。日々を生きていくって生半可なことじゃない。でも、そんな中、どうにか時間を作って観に来てくれたお客さんに、「明日も頑張ろう」って気持ちで帰ってもらいたい。
結局、「お客さんに、元気になってほしい」という願いを共有して、それを実現するために、役割を分担しているのが「純烈」なんだと思います。ワーワーキャーキャー言われる二の線は、白川と後上（笑）。小田井さんは三の線で楽しませて、僕は状況を見ながら心地よい場をつくっていくわけです。

―コロナ禍が始まった2020年には、公演を行わないという決断をされました。当時を経て、今、改めて感じることをお聞かせください。

酒井一圭さん：新型コロナのリスクが高い層が「純烈」を推してくれるメインのファン層という状況で、大切なファンの皆さんに感染のリスクを負わせるわけにはいかないという思いで、1年間ステージ活動を完全に休止しました。「純烈」を続けるかどうかも悩みもしましたが、時間の経過とともに、対応策なども見えてきました。
呼んでくださる各地の主催者に理由を聞くと、「ご年配の方々が家から出るきっかけを作りたい、少しでも希望の光を感じてもらいたい」と言う方が多いんです。そんな思いに少しでも応えるためには、自分たちはやれることを精一杯やるしかありません。「配慮をしっかりした上でなら、公演も再開してもいいだろう」と判断して、あまり知られていないかもしれませんが昨年は年間で198ステージを行いました。
お客さんとの距離が比較的近い温浴施設などでの公演も、少しずつ再開させています。
地方の経済を活性化させる一助になれば、という思いもありますしね。結局、この時期は、僕たちが「純烈」をやり続けていく意味を見つめ直す機会にもなったのかもしれません。

白川裕二郎さん：今は、ファンの方とお話しする際も、アクリル板越しだったりしますが、同じ目線でお話しして、ニコッと笑ってもらえると、やっぱり嬉しいんですよね。ステージでも、客席の隅々まで視線を行き渡らせるように心がけています。一人をジッと見つめてはいないのですが、ファンの方からは「あの時、私に目線をくれましたよね」という熱烈なお手紙をいただくこともあるんです。僕、ステージでは、特定の方に視線を向けたことはないはずなのに……。

酒井一圭さん：今の白川の発言、一字一句そのまま書いといてください（笑）。

白川裕二郎さん：すみません、白川じゃなくて”黒”川で！（笑）。
ただ、行動が制限されるもどかしさの中で、できるだけの温もりが伝わればと思って努力はしています。

酒井一圭さん：そこは本当、そうだね。今回も、歌う曲もタイトルに「愛」がつくものをメインにして、温もりがより伝わるようなステージにしたいと思っています。

―今回のイベントが開催される「大江戸温泉物語 箕面温泉スパーガーデン」は、「純烈」にとって、どのような場所なのでしょうか。

酒井一圭さん：一言で言うと、いろいろな思い出が詰まっている特別な場所です。「純烈」は、2010年にデビューしているんですが、ここに出させてもらうようになったのは、結構経ってから。関東を中心に「スーパー銭湯アイドル」として知られるようになってきた頃に、「関西でもどうですか」と呼んでいただいたことがきっかけです。ステージはもちろん、施設全体がとてもいいところなので、「また来たいね」と話していたら、本当にまた呼んでいただくようになって、今に至ります。客席も一緒になって、泣いたり大喜びしたりしてきた、まさに「西の聖地」です。

後上翔太さん：僕たちだけでなく、ファンの方々にとっても特別な場所だと思います。先日も、約2年2ヶ月ぶりにここでライブを開催したのですが、チケットが一瞬で売り切れましたから。

白川裕二郎さん：「純烈」らしさが、よく伝わる場所なんじゃないでしょうか。スタッフの方々の細やかな気配りもあって、アットホームな雰囲気で、お客さんとの距離が近く感じられます。「あと何回来られるかな」「そんなこと言わず、またおいで」なんて会話を交わしたり、「元気になった、純烈はいい薬だよね」と言ってもらったり、ステージ後にそのまま泊って晩御飯を食べている時に、ステージの感想を聞かせてもらったりすることもありました。

小田井涼平さん：僕の実家は近い場所にあるので、子どもの頃は、家族で遊びにいく「一大リゾート地」だったんですよ。今では、建物もリニューアルされていますが、当時の面影が残っていたりもするので、僕にとって、この一帯は懐かしさを感じさせる場所です。まさか自分がここのステージに立つことになるなんて思いもしませんでしたけれど（笑）。

―最後に、今回の「聖地純烈 ～愛をください～ 特別イベント2022 presented byJR東海」への意気込みをお聞かせください。

白川裕二郎さん：今回のようにファンの方々が参加しながら、純烈をより近くに感じていただけるイベントは、本当に何年かぶりになると思います。小田井さんと4人でこのような形のイベントを行う、とても貴重な機会でもあります（注：小田井涼平さんは、年内で「純烈」から脱退することを先日発表しました）。来ていただく方々にとって、2022年最高の思い出になるように、関係者の皆さんとも協力しあいながら、精一杯努力します。

後上翔太さん：コラボならではのJR東海さんの制服をお借りした「純烈」が新幹線の車掌に扮するなど、普段とは違う企画を用意しています。僕たちだけでは出せないような、斬新なアイデアばかりですので、初めての方はもとより、ファンの方々にもひときわ新鮮なイベントになると思いますし、僕たちもワクワクしています（笑）。

酒井一圭さん：会場の「大江戸温泉物語 箕面温泉スパーガーデン」は、とろみのあるお湯が素晴らしいんです！ ぜひ、温泉も楽しんでもらいたいですね。今回の企画は、新幹線・宿泊付きプレミアムプランや、宿泊プラン（デラックスプラン）もあります。もしよろしければ、遠方の方は新幹線でお越しいただいて、お時間ある方はお泊まりいただければ、「純烈」にとどまらず、移動も含めた「旅」という、プラスアルファの楽しさも味わってもらえるんじゃないかなと思います。

小田井涼平さん：車掌姿になった僕たちが、記念切符に鋏を入れる特典（注：プレミアムプラン、デラックスプランの方限定）もありますし、「純烈」ならではのレトロなひとときになればと思っています。周辺にも昭和レトロ感のある商店街が残っていますから、イベントの前後に、散策を楽しんでもらったら気分も出るんじゃないかな。もしゆっくりできるのであれば、大阪をはじめとする関西の観光も楽しんでもらえたら嬉しいですね。「純烈」ゆかりの地もいくつかありますから。

酒井一圭さん：小田井さんのご実家もありますもんね。聖地巡礼ってことで住所を記事に書いておいてもらったらいいんじゃない？

小田井涼平さん：なんで実家の住所教えなあかんねん（笑）。

酒井一圭さん：こんな僕たちと一緒の時間を楽しんで、元気になっていってください！

■お話を伺った方
スーパー銭湯アイドル 純烈
酒井一圭さん
後上翔太さん
白川裕二郎さん
小田井涼平さん